全性寺天満宮の紹介

  
   全性寺 と 天満宮

江戸時代前期、全性寺が臨済宗天龍寺派の

寺院として建立された時、仏さまやお寺をお守り

する 鎮守 の神社として天満宮が造られました。

以来350年を超える時を刻んでいます。



全性寺天満宮の社殿は明治以降では、

明治三十六

(十七世 佐竹龍水 大和尚 代)、

昭和九年

(十八世 佐竹龍洲 大和尚 代)、

平成十九年

(二十世 木村大閑 和尚 代)

にそれぞれ再建されています。



天満宮のご神体は

平安時代の貴族 菅原道真公

天神さまともよばれ
広く親しまれています。

天神さまは、道真公が学問に優れていたことから

学業向上に、また道真公の死後、

京都に北野天満宮がまつられて以降、

都の人々の暮らしが穏やかになったことから、

特に開運招福
ご利益があります。

   
    
   天神さま と なで牛さん

うし年生まれの道真公(天神さま)

が亡くなった時、ご遺体を運ぶ車を

引いていたが悲しみのためか途中で動かなくなりました。

やむなく道真公はその地で埋葬されました。

その場所が今の福岡県の太宰府天満宮です。

この牛さんの頭をなでると 賢くなり

また牛さんをなでた手で
体の悪いところをなでると

健康に
なるという昔からの言い伝えがあり、

なで牛さんとよばれています。

全性寺のなで牛さん特に「天気牛」ともいわれ、

以前は遠足や運動会の前日になると、

峰山小学校の児童たちが寄り道をして、

この牛さんをなでて
帰っていきました。

  牛さんのなでかた

@良くしてほしいところを何回もなでます(牛さん)

Aその手で体の部分をよくさすって下さい(ご自身)


   願い石と叶い石

  石は古来神聖なものと考えられ、

中にはご神体としておまつりされているものもあります。

全性寺天満宮には社殿前境内に、

願い石と叶い(かない)石が鎮座しています。

両石の間はピンクのストーンロードになっています。

社殿のお参りのあと、お願いごとを念じながら、

願い石から叶い石まで歩いてみて下さい。

きっとさらなるご利益がありますよ。

まちがって、叶い石から願い石に向かって歩かないように…。


   おもかる石

おもかる石は、願いごとがかなうときには軽く、

むずかしいときには重くなるといわれています

天神さまのご加護を念じて、この石を持ち上げて下さい。

思ったより軽く持ち上がるでしょう。

持ち上げるときは、石を落として割ったり、

ケガをしないようにくれぐれもお気をつけ下さい。

  お百度参り と お百度石

お百度参りとは、大切な願いがかなうよう

神様に百回参詣することです。

お参りの回数を重ねることで、

信心の深さと願いの切実さが神様に伝わります。

お参りの仕方は、お百度石から神殿までを百往復します。

五十回、六十回と参拝するうちに

心の中から雑念が消え、ひたすら願いを祈る

無心の境地になっていきます。その心が尊いのです。

TOPへ